21日、早朝4時前に横浜を出発して、一路長野の善光寺へ。
7年に1度の御開帳の時だけ前立本尊さまを拝み、前立本尊さまと結縁できる盛儀とあって、連日たくさんの人が訪れています。
早朝出発したお陰で、善光寺には8時半頃着くことができました。
遠くても一度は詣れ善光寺
救け給うぞ弥陀の誓願
あ・うんの仁王様が迎えてくれる仁王門を通り、仲見世の中に入っていきます。
仁王門のあ・うんの仁王様の位置が、
左にあの仁王・右にうんの仁王が立っています。他にある仁王門とは逆に位置しているんですって。
それは、この世に生を受ける時、おぎゃ~と泣くことで
あの仁王に朝日を注すためだそうです。
そして、亡くなるときはグッと口を閉じる
うんの仁王には、夕日が当たるようにしているためなんですって。
山門へ
山門は、江戸時代中期の建物で、「善光寺」の額の中には、鳩の姿や牛の顔が見えるともいわれているんですって。
分かりますか?
9時前からもうすでに、回向柱に触れようという人たちが並んでいました。
善光寺本堂に安置される御本尊一光三尊阿弥陀如来は、654年以来の秘仏なんです。
それが、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして前立本尊が作られ、中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は、五色の糸に変わり白い善の綱として、本堂前の回向柱に結ばれているんです。
だから、回向柱に触れると前立本尊に触れたのと同じことで、ありがたい結縁が生まれるということです。
この回向柱に触れることができるのが7年に1度だから、たくさんの人が訪れるんですね。
私もありがたく触ってきました
この回向柱は、松代町の樹齢約270年のスギの木だそうです。
10Mの高さがあるんです。一辺が50センチくらいの太い柱でしたよ。
そして、もう一つの回向柱にも触れてきました。
仲見世通りの東側にある世尊院には、やはり松代町から奉納された6Mの回向柱があります。
こちらには、釈迦涅槃像が安置されていて、お釈迦様の右手に結ばれた糸が善の綱となって回向柱に結ばれています。
善光寺本堂の阿弥陀呂來は来世・世尊院のお釈迦様は現世、二本の回向柱に触れることであの世とこの世の結縁ができて、現世でも来世でも幸せが約束されるということです。
わ~い、しっかり約束してきました