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被災地の息子と帰宅難民になった父のその後

15日に長男から待望のメールが届いてから4日後、ダーリンが電話をいれたところ通じたようです。
電気が通るようになったこと。
住んでいたアパートは、津波の被害に遭わず、避難所には行かずアパートにいること。
昼間は、職場の人と一緒にいることなどわかってきました。
避難所に行かないってことは、食料の配給がないってことだと思うので、食事はどうしているのか心配になりますが、なんとかやっているとのことなので、何とかなっているんでしょう。

11日帰宅難民となった父は、やっとの思いで自宅にたどり着き、疲れ切って食事もとらずに横になっていました。
夕方ようやく連絡が取れたんですが、様子がおかしい。
ろれつが回らなく、意識が混濁している感じ。
弟夫婦に急いで父の元へ行ってもらい連絡を待っていました。
生活習慣病を持つ父は、血糖値が700を超え、意識はあるものの危ない状態でした。
救急車で緊急入院となり、高齢なのでどうなるか分からないから身内の人を呼んだほうが良いと医師に言われたと連絡が入り、病院に到着したのは23時過ぎ。
意識はあるものの尿の出も悪く、どうなるのかと思いましたが、一通りナースより説明を受けると血糖値も下がってきたからとお帰りください、と言われ帰宅。
翌日から病院通いです。
幸い、5日目辺りから食欲も出てきて、ふらつきはありますが歩行の練習をしたり、血糖値も不安定ではあるんですが、回復傾向にあります。
高齢者の入院による認知が怖かったんですが、それも大丈夫そうです。
もうしばらく入院は続きそうですが、ホッとしています。

私の両親の故郷は、福島県のいわき市です。
この地震による被害はなかったようですが、今まだ断水が続いているそうです。
飲み水を確保して、ご飯を炊くのもやっとのようです。
ペットボトルの水を買って送ってあげたくても、今はこちらでも手に入りにくく送る手段がないんですよね。
いとこの子供は、食べ盛りの男の子なのに、食事を1日2食にしていると聞くと胸が痛くなります。
また、原発の放射能にも怯えているんですよね。

地震や津波で被災された方達に追い討ちをかけるような原発の問題。
政府のすばやく適切な対応を望まずにはいられません。
私たちにできることは、節電とデマに惑わされない冷静な対応ですよね。
首都圏で買占めなんて止めましょうよ。
私たちの周りには、物資は行き渡っているんですから。

被災地の避難所には、少しずつ救援物資も行き渡ってきているようですが、避難所だけでなく自宅で過ごされている人たちにも行き渡るようにして欲しいです。
温かい食事が提供されることで、少しでも元気を取り戻して復興に向けて頑張ってもらいたいと思います。
被災地に出向いてボランティアをすることは難しいですが、こちらに非難してこられた方達のボランティアができたらと思っています。
避難所で不自由な生活をされていると思いますが、健康に気をつけて頑張ってください。

「看護のお仕事」さんでは、リンクを貼って一記事書くと200円義捐金を送ってくれるそうです。

被災地を励ますあなたの応援記事が、200円の義援金になります。 ←参加中
看護のお仕事
by embracen | 2011-03-20 12:26 | その他 | Trackback | Comments(0)